・喜界島へのアクセス完全解説:奄美大島(名瀬港)からのフェリー旅
・なぜサイクリングが断然おすすめ?喜界島の地形とレンタサイクル事情
・サイクリングのモデルコースを紹介!
・格別な「喜界ブルー」を独り占め!レンタサイクルで巡る穴場ビーチと絶景ポイント
・サイクリング中の休憩に!島の自然と歴史を感じる立ち寄りスポット
※2025年10月時点の情報
奄美大島のすぐ東の海洋上に浮かぶ喜界島。皆さんはどんなイメージを持ってますでしょうか?私が1番最初に喜界島を知ったのは、20年ほど前に大泉洋さんが主演していたバラエティ番組の「水曜どうでしょう」で、リアカーを引いて喜界島を一周する企画を見た時でした。
その時は、「あーリアカーを引いて回れるくらいの広さの島なんだ」とか、「リアカーを引けるってことは、平地が多い島なんだろーなー」という感想を持っているくらいでした。
この喜界島はサンゴ礁が隆起してできた島で、奄美大島や加計呂麻島などの近隣の島とは違い平地が多い、縦長の島になっています!
島の真ん中は200m前後の山になっているのですが、基本的には高低差があまりなく、サイクリングがしやすい地形になっています。
今回は、奄美大島から喜界島へのフェリーでの移動方法や、島内を自転車で周るモデルコースや観光のチップとなるような情報をご案内していきたいと思います!
①奄美からフェリーで喜界島へ!予約や当日の流れを紹介!
喜界島には小さな飛行場もあるのですが、今回はより安価で、利用者数も多いフェリーでのアクセスについて紹介していきます!
隣の奄美大島からは南部の古仁屋港か北部の名瀬港からフェリーに乗船する形になります。現状運行しているフェリーは「フェリーあまみ」と「フェリーきかい」の2便で曜日によって船体が違います。
今回は、奄美大島からの往路はフェリーあまみ、復路はフェリーきかいに乗船しましたが、基本的な作りは同じでした。
A”LINE社が運行しており、18:20に名瀬港発、20:30に喜界島着の便に乗船して喜界島へ出発します。
このフェリーあまみとフェリーきかいは鹿児島、喜界島、奄美大島、徳之島を結ぶフェリーで、週4便が運行されています。
始発点と終着点の鹿児島と徳之島を中心に時刻表を作成しているため、特に喜界島の発着の時間が往路、復路ともに不便な時間なのが要注意です。
時刻表は下記のとおりです。
下り
- 鹿児島 17:30発
- 喜界島 翌4:30着 5:00発
- 奄美大島 名瀬 7:00着 7:30発
- 奄美大島 古仁屋 9:40着 10:00発
- 徳之島 平土野 12:20着
上り
- 平土野 12:50発
- 奄美大島 古仁屋 15:10着 15:30発
- 奄美大島 名瀬 17:50着 18:20発
- 喜界島 20:30着 21:00発
- 鹿児島 翌8:30着
予約は当月分のみ電話で予約することができますが、週末やピークシーズン以外は予約なしでも問題なく乗れるかと思います。
17:00ごろにA”LINEのカウンターが開き、予約していた乗船券をもらいます。
カウンターに行く前に後ろのデスクにある、まるで宅配便の申込書みたいな形の乗船申込書を書いてカウンターに持っていきます。ボールペンはデスクに用意されています。
名瀬港では運賃はクレジットカードでも支払い可能です。奄美の名瀬港から喜界島へは3,500円でした。









17:55くらいに外の港の乗船口まで進むようアナウンスがあります。
名瀬港は客船ターミナルの待合室が建物の2階にあります。乗船の際はドアから外に出て、右に進み、空港のジャバラなようなところを進んで、階段を降りて港まで降りていきます。
18:05くらいには乗船することができました。
乗船時に乗船券の半券を渡し、残りを返されます。下船時に残り半分も渡すので、なくさないように注意しましょう。



船内は5階まであるのですが、2等は3階の和室でごろ寝します。枕とマット、毛布などが各スペースに備え付けられています。この辺は伊豆諸島のフェリーと比べるとサービスが行き届いていると思います。
4階にはレストランスペースがあるのですが、実際には営業しておらず、飲み物やアイスなどの自動販売機とテーブルなどがあるだけでした。
有人のインフォメーションカウンターでもおにぎりやパンなどの軽食が販売されています。残念ながら、設備面については逆に伊豆諸島のフェリーの方が優れていると感じます。
奄美大島と喜界島の航路は少しでも風があると非常に船体が揺れやすい場所ですので、ご注意ください。今回は非常に揺れました。
喜界島へは時間通り20:30分に到着です。あらかじめ宿泊施設に伝えておけば、基本的には宿泊施設の方が港まで迎えに来てくれますので、必要な方は確認をしておきましょう!






復路は、朝の5時に出発のフェリーで喜界島から奄美大島まで戻ります。奄美大島の名瀬港までは2時間での到着です。
4:20ごろに港のカウンターで乗船申込書を書き、支払いをして乗船券をいただき、別の建物の待合室で乗船まで待ちます。
喜界島では名瀬港と違い、支払いは現金のみです。




②喜界島サイクリング・モデルコース紹介(空港でのレンタサイクルは2025年10月で終了…涙)
朝から喜界島空港の売店で電動自転車を借りて、島を1周していきます!朝食はホテルで鶏飯を食べて出発です!
実は空港売店での自転車・バイクレンタルは一旦2025年10月31日で終了してしまうとのことです…すごく便利だったので残念です…
事情を聞くと、需要があるとのことですが、バイクや自転車が故障や古くなったりして、新しいものに買い換えることが社内で決裁が下りずに終了することになったとのことです。
他に自転車・バイクレンタルが島には1件もないので、復活する可能性はあるのではないか?と個人的に期待しています。また復活することを願って、念の為、私が利用した際の状況などを記録しておきます。
今後自転車などは宿泊ホテルなどで持っていれば、そこで借りる感じになるかと思います。
喜界島は一部坂はあるものの、基本的には平坦な道が多く、島の規模も大きくないため、自転車でも比較的走りやすい島だと思います。
近隣の奄美大島や加計呂麻島と比べると段違いで運転しやすいです!
こちらは電話で予約することができますが、予約なしでも在庫があれば借りることができます。ここでは電動自転車以外にも普通の自転車や原付バイクも借りることができます。
料金は前払い制で、支払い後に自転車のキーをもらって、空港の外に出て左に進んで右手にあるレンタカー屋の裏手の小屋に停まっている自転車を自分で取りに行って使います。
返す時も同様で、小屋の中に自転車を停めてキーだけを空港売店に返却する形となります。
料金は下記のとおりです。今回は電動自転車の8時間レンタルで利用をしました。
レンタルバイク(50cc)
- 4時間:880円 8時間:1,320円 24時間:2,420円
自転車
- 4時間:385円 8時間:660円 24時間:1,210円
電動自転車
- 4時間:1,650円 8時間:2,200円 24時間:3,300円





今回、自転車で喜界島を1周した時の観光コースは下記のとおりです。ご参考までにご覧ください。6〜7時間ほどあれば、下記のコースを周れるかと思います。
なお、私が周ったすべての場所は無料で観光が可能です。ありがたい!
- 喜界島空港
- 喜界第一ホテル
- 池治海水浴場
- ウフヤグチ鍾乳洞
- 宮城船籍の漂着船
- 東経130度線モニュメント
- 小野津海岸
- 雁股の泉
- ムチャ加那公園
- ハワイビーチ
- 塩道長浜公園
- サトウキビの一本道
- 百之台国定公園
- 七島鼻(ポイント211)
- 蒲生の夫婦ガジュマル
- サンゴの石垣
- 中心部に戻ってランチ(中心部以外に食事を取れる場所がほとんどありません)
- 戦闘指揮所跡
- 僧俊寛の墓
- 掩体壕(えんたいごう)
- 地下ダムトンネル(喜界土地改良区)
- 手久津久の巨大ガジュマル
- 荒木中里遊歩道
- スギラビーチ
基本的には平坦であるものの、一部坂道が若干きつい場所がありますので、下記の場所については、電動付きではない自転車だと、かなりキツイと思います。
- 喜界島循環線からウフヤグチ鍾乳洞
- 雁股の泉からムチャ加那公園
- 塩道長浜公園からサトウキビの一本道の頂上(ここが1番きついです!電動自転車でもめちゃくちゃ疲れました…)
③ハワイにも負けないビーチとサトウキビの一本道!喜界島サイクリング観光!
周った順に気になった場所について、簡単にご紹介をしていきたいと思います。
A. ウフヤグチ鍾乳洞
あまり有名な場所ではないですが、非常に小規模ではあるもののきちんと鍾乳洞で、鍾乳洞内は歩きやすく歩道があったり、少しライトアップされていたりしました。
喜界島循環線から登り坂を1kmほど上がっていく必要がありますが、行ってよかったな、と感じました!





B. 宮城船籍の漂着船
東日本大震災の際に宮城県の気仙沼から喜界島へ1,400kmの距離を1年かけて流れてきた船を展示しています。
ボロボロになった船を見ていると、あの地震の時の記憶がよみがえり、忘れてはいけないな、と改めて感じることができる場所になっています。









C. ハワイビーチとスギラビーチ
この2つのビーチは奄美大島、加計呂麻島、喜界島の3島の中でもダントツで海がキレイでした!サンゴの白い砂浜と海底が太陽に照らされて、キレイな水色に輝いていました!
ハワイビーチはすごく小さいですが、名前の由来がとてもおもしろく気に入っています。
島のおじいちゃんがハワイに旅行に行って、キレイな海に感動して島に帰ってきたのですが、このビーチを見て、「なんだ、このビーチはまるでハワイのビーチのようにキレイじゃないか!」と言ったことから名付けられました!どこのおうちのおじいちゃんなんでしょうね?その一言で名前が付くなんてすごくないですか?





D. サトウキビの一本道
3kmに及ぶ圧巻の一本道の感動とともに、めちゃくちゃ傾斜と長さがきつかったので、忘れたくても忘れられません!
確かに一本道ではあるのですが、正しくは3kmにおよぶ登り坂の一本道です!この道の頂上まで行けば、あとはそれほど傾斜がキツくないので、ご安心ください!


E. 百之台国定公園と七島鼻(ポイント211)
七島鼻は喜界島の最高地点の211mのため、別名ポイント211とも呼ばれています。
ただし、眺めに関しては、個人的には百之台国定公園の方がよかったなと感じました。百之台国定公園も標高は203mありますので、最高地点とほとんど変わらない高さです。
頂上から一気に坂道を海岸線まで下っていく途中にある蒲生の夫婦ガジュマルも圧巻ですので、ぜひお立ち寄りください!











F. 地下ダムトンネル
Google map上では喜界土地改良区と記載されていますので、要注意です。この喜界土地改良区のオフィスで名前や住所を書いて申し込むと、建物の裏手にある別の建物から地下のトンネルに下りて行けます。
11:30から13:30までがお昼休憩なのですが、それを知らなかった私は13時ごろに訪問したのですが、係の方が「全然大丈夫ですよー」と優しくOKしてくださいました!
トンネルにはところどころで、案内アナウンスのボタンがあり、押すと説明が流れます。トンネル内のアナウンスはトンネル内にアナウンスがこだましておもしろいです!
離島の観光地としては、非常に珍しい、ベクトルの違ったおもしろい場所だな、と感じました!


















④まとめ
今回は、奄美大島の東15kmの沖合に浮かぶサンゴ礁の島、喜界島を紹介させていただきました!規模感や周りやすさなど、個人的には非常にオススメの離島です!
観光する場所もたくさんありますし、もっとたくさんの旅行者に訪れてほしいと心の底から思っています!
最後に喜界島を実際訪れて、感じたことを簡単に箇条書きしていきたいと思います!
- 海が本当にキレイだった!近隣の島ではナンバーワン!
- 東日本大震災で宮城から流れてきた船、色々考えさせられました。
- コンビニはないけど、大きめのスーパーが2つくらいあるし、飲食店も思ったより多かった!加計呂麻島より多い!
- 島の子供達がすれ違うたびに「こんにちわ!」と声をかけてくれた!
- 自転車で周るのにちょうどいい大きさ!サイクリングはおすすめ!
