・なぜ中国国際航空(Air China)を選んだのか?
・【神サービス】乗り継ぎ時間6時間以上で無料ホテルが利用可能!予約方法と条件
・心配?中国国内の空港での入出国について(成都天府国際空港編)
※2025年11月時点の情報
※1NPR(ネパールルピー)=約1.1円
以前、中国国際航空で格安でスイスとイタリアへ旅行した記事を書かせていただきました。今回も同じく、中国国際航空を利用して格安でネパールへ旅行に行ってきましたので、新たにご紹介したいと思います!
予約の際に、この航空会社を選んだ理由については、格安な航空運賃もさることながら、乗り継ぎ時に無料でホテルを利用できる神サービスがあるからでした!
今回は、上記の内容とともに、成都天府国際空港での入国方法や、実際のフライトのサービス内容などについてもご紹介をして行きたいと思います!
格安な航空券の特徴や、なぜ中国国際航空が安いのか、中国乗り継ぎの一般情報については、下記のURL先の記事をご参考ください!
①中国国際航空の神サービス!トランジットホテルの利用条件と予約方法
今回、中国国際航空を利用して、中国の成都経由で東京とネパールのカトマンズを往復してきました!
その際に、1番に考慮した点はもちろん航空券の値段でした。この旅で購入したカトマンズとの往復チケットは約65,000円と他の航空会社と比べると、だいたい2/3くらいのお値段でした。ちなみに購入は出発の3ヶ月ほど前です。
全日空も参画しているスターアライアンスのマイレージももらえますし、以前にも何度も中国国際航空を利用しているので、サービス内容も熟知しており、ほとんど迷わずに購入をしました。
その際に、唯一と言っていいほど悩んだのは往復ともに成都での乗り継ぎ時間が非常に長いという点でした。
往路では10時間、復路では17時間と非常に長い&日付は次の日の出発になるという条件でした。その際に思い出したのが、中国国際航空が用意してくれる無料のトランジットホテルの利用についてでした。
今までは、利用する際に1度中国に入国しないといけないので、なんとなく面倒くさいなーと思って利用していないサービスでした。
しかし、実際利用したら、ところがどっこい、とんでもない神サービスじゃないですか!ということで、この項では実際に無料のトランジットホテルを利用する際の条件や予約方法についてご紹介をしていきたいと思います!
なお、今回の利用はちょうどタイミングが悪く、日中間で政治的に衝突をしている時期で、両国のマスコミやSNSでは、この時期に日中間を移動するのは危険ではないか?と思われるような情報がたくさん出ておりましたが、実際に利用した感想としては、全く問題ありませんでした。
たくさんの中国人の方に助けてもらいましたし、例外はありますが基本的には政治と民間人の交流は問題ないと感じてますので、判断は皆様にお任せしますが、私個人としてはいつでも中国系の航空会社のフライトはオススメ、という気持ちに変わりがありません!
A. トランジットホテルの利用条件
- 日をまたぐ乗り継ぎで、どちらかの便が国際線の乗り継ぎの場合、乗り継ぎ時間が6〜30時間であること
- 日をまたぐ乗り継ぎで、国内線から国内線の場合、乗り継ぎ時間が6〜24時間であること
- 当日乗り継ぎの場合で、到着が朝8時前&乗り継ぎ時間が6時間以上であること
- どちらかの区間が深圳航空か山東航空でも適応可
B. トランジットホテルの予約方法
- 中国国際航空のサイト上で予約。
※「ご予約」→「付加サービス」→「トランジットホテル」と進むと予約できます。
※日本語サイトで予約しようとするとエラーになることがあるため、その場合は英語サイト
でお試しください。 - コールセンターへ電話して予約
※2025年11月現在の番号は、0570-095-583ですが、予約時に再度ご確認をお願いします。
②フライト情報と中国到着前後の流れについて。入国&ホテルへの移動も紹介!
行きの成田空港でのチェックインカウンターは成田空港第1ターミナルのF&Gエリアです。今回の成都行きはGカウンターでのチェックインでした。
出発時間の2時間半前からチェックイン可能です。自動チェックイン機でチェックインしようと思ったのですが、トランジットホテルなどの追加の予約などが入っていたため、有人カウンターでのチェックインしかできませんでした。
中国国際航空はなぜかオンラインチェックインの際にエラーがいつも出るため、オンラインチェックインもしていません。
オンラインチェックイン済みでも荷物を預ける場合は、普通に他の人と同じく列に並ばないといけなく、荷物預けのみの列は設けられていないため、荷物を預ける場合は、あまりオンラインチェックインの意味がないかもしれません。


成田発、成都行きの便は搭乗口は28Fと、搭乗口からバスに乗るタイプで、成田空港の国際線では非常に珍しいタイプです。




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シート並び 3/3 液晶画面はなく、USB充電は座席の下にあります
夕食
ビール 北京の雪花ビール
食事はチキン with ライスかビーフ with ライス
今回は、ビーフを選択しました。
6時間弱で成都天府国際空港に到着です。




成都の空港に到着したら、Arrivalの看板に沿って進んでいくと、まず指紋登録の機械がありますので、そこでパスポートをスキャンして自分の指紋の登録をします。言語は日本語に変更することも可能です。
登録すると紙が出てきますので、そちらを入国審査時に提出します。



入国カードは入国審査の直前のエリアにありますので、そちらを記入の上、指紋認証、パスポートとともに入国審査で提出します。
※2025年12月から中国の入国カードのweb申請が開始され、そちらを強く勧めるようになってきています。


入国後、バゲージクレームエリアを抜けて、外に出ます。出口は2階ですが、4階の出発ロビーにある中国国際航空のカスタマーサービスカウンターに行き、ホテルからの迎えの車を手配してもらいます。
最初は、自分で電話して、と言われたのですが、お願いしたら、電話をしてくれました!迎えにくる車のナンバーもメモに書いて渡してくれました。なお、成都天府空港の中国国際航空の送迎車は必ず13番出口の外に迎えにきます。30分ほど待って迎えの車に乗ってホテルに向かいます。ちょうど30分ほどで到着しました。
時間によってはカスタマーサービスカウンターに航空会社のスタッフがいない場合もありますが、その場合は、すぐ近くにある空港のインフォメーションカウンターでもホテルに電話してくれます!
迎えの車については、私はホテルから空港へはどちらもバスでしたが、空港からホテルへは往路では普通のセダン、復路では複数のホテルに行く連絡バスに乗りましたので、ホテルに電話してもらった時に、迎えの車は乗用車やバンなのかバスなのかを確認しておくことを強くオススメします!




往路のトランジットホテルは、ラマダ成都江陽ホテルという空港近くの4つ星ホテルです。朝食と送迎が無料で付いていますが、今回はカトマンズ行きのフライトが早いため、チェックアウト時に朝食ボックスをもらいました。
ホテル自体もとてもキレイでしたし、朝食も付いているので、本当にお得でいいサービスだと思いました!
朝の出発も便ごとに時間が指定されており、今回は6時半にロビーに集合でした。
ホテルに向かうときは1人だったので普通の乗用車でしたが、朝はたくさんの人が移動するので、大型バスで空港へ行きました。





搭乗券は成田空港で発券済みのため、空港に着いたらそのまま出国審査まで進みます。まずは税関を通り(出国時に税関を通るってめずらしい!)、セキュリティチェックを通過して、出国審査です。特に何も聞かれずに終了しました。
成都発、カトマンズ行きの便は搭乗口は21でした。成田から成都へ行くときと同じく、搭乗口からバスに乗って向かうタイプでした。
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シート並び 3/3 液晶画面、USB充電どちらもありません
ランチ
食事はビーフミートソースパスタのみでした。
3時間弱でカトマンズに到着です。途中、ヒマラヤ山脈の雄大な景色がたくさん見えました!右側の窓側がオススメです!




ネパールのカトマンズでの出入国については後日、アライバル・ビザの取得関連の記事作成時にご紹介いたしますので、次にカトマンズ発の成都行きのフライトの情報をご紹介させていただきます。
カトマンズ発、成都行きの便は搭乗口は4でした。国内線もそうだったのですが、ゲートの電光掲示板がきちんと情報を掲示してくれていません。フライト番号と時間がきちんと掲示されているゲートもあれば、されていないゲートもあります。
今回がまさにそれで、搭乗券には4番ゲートと書かれていますが、いつも中に入るとゲートが変更されていないか確認をするのですが、今回はいつまで経ってもゲート番号が掲示されず、そのまま搭乗券に書かれているゲートから登場が始まりました。この辺はちょっといい加減なお国柄なのでしょう。
基本的には国際線も国内線と同じく搭乗口からバスに乗って向かうタイプでした。


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シート並び 3/3 液晶画面、USB充電どちらもありません。
ランチ
食事はチキン with ライスかフィッシュ with ライス
今回はフッシュを選びました。中国系の航空会社ではよくありますが、メイン以外のデザートやパンなどが別のボックスに入ってメインとは別々に配られます。
通常ですとワンプレートに乗って、全て渡されることが多いですが、ちょっとおもしろいです。
3時間弱で成都に到着です。カトマンズから出発すると左側はヒマラヤ山脈が見えます。出発後20分くらいでエベレストも見えますので、シートアサインは左の窓席がオススメです!




成都天府空港到着後は、成田から到着時と同様の進み方です。今回、中国国際航空が無料で手配してくれたトランジットホテルは成都天津国際ホテルです。4つ星ホテルで、朝食付きです。自分でとるホテルよりも高級で大満足です!
ホテルまではバスで送ってもらえました。





朝食 中華バイキング
久しぶりの中華が本当においしかったです!やはり四川なので、ピリ辛の煮物や漬物が特に気に入りました!少しぬるい豆乳も中国感があり、最高です!
空港まではバスで無料で送迎をしてもらえます。
チェックイン自体は前日にカトマンズで済ませているので、そのまま搭乗口まで進みます。
成都天府空港のWifiはインフォメーションデスク近くの端末でパスポートをスキャンして個別のIDとパスワードをもらわないと使えませんので、要注意です!端末の言語は日本語に変更が可能です。
成田発、成都行きの便は搭乗口は2103と、奥の方の搭乗口でした。








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シート並び 3/3 液晶画面はありませんが、USB充電は座席の下にあります。
夕食
食事はチキン with ライスかポーク with ライス
今回は、ポークを選択しました。4時間強で成都天府国際空港に到着です。




③まとめ
今回は、中国国際航空を利用したカトマンズの往復について、ご紹介をいたしました。中国国際航空のフライトの情報とともに、無料で予約ができるトランジットホテルの利用方法や実際に泊まってみての感想もご紹介させていただいております。
冷静に考えて、東京とカトマンズの往復で、約65,000円というだけでも非常に安価でありがたいにも関わらず、マイレージももらえますし、これに加えて無料で4つ星レベルのホテルを朝食付きで2泊分も予約してもらえるなんて、とんでもなくおトクではないでしょうか?
航空会社側がどれくらいの実入りがあるのか少し心配になるほどの大盤振る舞いです!
今後も中国国際航空をはじめ、中国系の航空会社にはいろいろな場所に行く際に、利用をさせていただこう!と強く思いました!

