・人より牛が多い「ハートの島」。石垣島から30分で出会える静寂
・風を切って牧場を抜ける。自転車だから聞こえる「島の呼吸」
・幸運を呼ぶ「ガジュマルハート」と名物アーサそば
※2026年1月時点の情報
沖縄の黒島と聞いても、ピンとくる人や、イメージが湧く人はすごく少ないのではないでしょうか?
黒島は石垣島周辺にある離島の中でも知名度は決して高い島ではありません。島の人口の10倍の牛が住んでいる非常に牧歌的な島で、それほど観光地化もされておりません。
まだまだ開発が進んでいないからこそ、本当の沖縄の離島の姿を見れる、非常に訪れる価値の高い、楽しい島です!
石垣島から日帰り観光も可能な距離となっている黒島。今回はこの黒島にスポットライトを当てて、皆さんにご紹介をしていきたいと思います!
①石垣島から日帰り観光も可能!いざ、黒島へ!
安栄観光のフェリーで黒島の日帰り観光をしてきました。行きは7時30分石垣島発、竹富島経由で8時15分黒島到着、帰りは13時40分黒島発、14時10分石垣島到着の便です。
乗船券はネット予約で往復2,800円です。
帰りはオープンチケットとなっていますが、帰りの予約等は不要です。
乗船時には行き帰りともに、予約時のメールから安栄観光のホームページにログインして該当のフェリーのQRを乗員に定時をするだけで大丈夫です。
黒島行きのフェリーはすごく空いていることが多い路線のため、必ずしも事前予約しなくても余裕で乗ることができると思います。
ただし、早朝の竹富島経由の便はローシーズンでも竹富島まで乗る観光客で混雑しているので、ピークシーズンは予約をしておくなどの注意が必要です。
黒島港は待合室がとても他の島と比べると小さく、特にお土産屋や売店などもありませんでした。





②沖縄の離島の原風景を自転車で駆け抜ける!ルート実例も紹介!
黒島は200人ほどの人口とその10倍の牛が住んでいるハート型のかわいらしい形をした島で、平坦な土地になっています。
黒島での観光は車、自転車、バイクと色々選択肢があります。一見徒歩でも周れそうな感じがするのですが、島も結構大きいにもかかわらず環状道路が西半分しかなく、行き止まりの道路も多いため、地図上の距離が近くても迂回などをしないといけないことが多々あります。
なお、見どころも東西南北に点在しているため、徒歩での観光は厳しいと思います。黒島は電動自転車であれば、半日や日帰りでも余裕を持って目当ての場所は回れると思います。
レンタサイクル屋さんは、港の近くに4軒あり、料金体系もほぼ同じですので、どちらで借りても大丈夫です。
今回は、Googleで評判の良かった黒島 BLUE RENTAL CYCLEというお店で電動自転車を借りました。ピークシーズン以外は事前の予約は特に必要ありません。
半日で2,000円です。支払いは現金のみです。今回の電動自転車は今まで色々な日本の離島で借りた自転車の中でもピカイチでよかったです!ブリヂストンの最新機種で乗り心地も最高でした!
他にも1日レンタルであったり、バイクや車のレンタルもしていたので、料金表の写真を記載しておきます。




参考までに私が実際に黒島で自転車で周った場所を順番にご紹介いたします。訪問する際の参考にしていただければうれしいです!
ちなみに4時間くらいで全部周ることができました!
- 黒港
- アサビシバナ(遊び岩)
- 西の浜
- 黒島研究所(入館料500円)
- プズマリ
- 宮里海岸
- ビジターセンター
- 仲本海岸
- 黒島灯台
- ガジュマルハート
- キャングチ
- アミリ
- 黒島展望台
- 集落でランチ
- 神山家住宅
- 伊古桟橋
- 黒港
伊古桟橋は満潮時の方が海がキレイで、ウミガメが見れる可能性も高いため、その日の満潮の時間に合わせて島を反時計回りをしながら伊古桟橋は最後に行きましたが、実際にみなさんが来島される時の満潮の時間等に合わせ、時計回りであったり順番を組み替えたりと工夫してみてください!
③五感で黒島を感じる!サイクリングで1周の旅
まず最初は黒島港のすぐ左横にあるアサビシバナへ行ってみましょう!ここは本当に港の横なので、自転車すら必要としませんので、帰りの船の待ち時間などでも見に行けます。
現地語で「遊び岩」という意味のこの穴場ビーチは、その名の通り、岩と岩の狭い隙間を通らないと行くことができません!
若干分かりづらく、見逃してしまう方もいるかと思いますので、記載している岩と岩の隙間の写真をたよりにたどり着いてください!
港の横にもかかわらず実は黒島の中でも結構上位に入るくらい海がキレイです!


その後は、西半分のみ作られている環状道を通って島の観光を本格的にスタートします!
この環状道は黒島港のそばから、1番南の黒島灯台まで西側の半周だけ続いています。黒島灯台以降の東半分には外周に道が全くなく、西側と比べると、見た目以上に移動時間がかかります。
なお、この環状道のうち、黒島港近くから宮里海岸までは未舗装で、場所によっては草が生い茂っています。この場所以外の島内の道路は基本的にはアスファルトです。西の浜はウミガメの産卵のビーチとして知られている場所です。読みにくくなっていますが、一応看板も立ってます。産卵の時期は初夏から晩夏くらいになります。






未舗装道をしばらく進むと左側に黒島研究所が見えてきます。ここは黒島の観光で唯一入場料が必要な場所で、1人500円です。
お支払いをするとチケット代わりにオオテンジクザメのステッカーシールをもらえます。




中は左が展示室、右が飼育スペースとなっています。展示室には色々な生き物のはく製や骨格標本、サンゴの展示などがあります。窓側には黒島で野生化してしまった外来種のインドクジャクが飼われています。
飼育スペースではかわいらしい小さなウミガメが泳いでいたり、ハブが寝てたり、サメが外のプールで泳いだりしています。
私はやりませんでしたが、入り口でサメのエサを買うことができます。魚をわりばしを使ってサメにあげるのですが、わりばしをかまれると引っ張られるので、上からエサを落とすように与えるそうです。



プズマリや宮里海岸、仲本海岸をこえて島の南端の黒島灯台まで進みます。この辺から人間の10倍の数が住んでいるという黒島の牛さんたちの牧場がいたるところにあります。黒島のサイクリングは牛さんの臭いを絶えずかぎながら進んでいきます!
黒島灯台の近くはヤブが茂っており、近づくことはできませんでした。






ここから環状道がないため、東のキャングチという昔の桟橋が残っている海岸やアミリという浜に行くには、島の真ん中にある集落を経由して、東を進んでいかないと行けません。
仲本海岸から黒島灯台、キャングチ、アミリとこの辺の移動距離がすごく長いので、徒歩の場合、このあたりで根を上げてしまう人が多いのではないでしょうか。
黒島灯台から集落の方へ向かう道の途中に、ガジュマルハートというハート型のガジュマルがあります。
これはもともとハート型っぽいガジュマルがここにあったのですが、現在は形もよりハート型に整えられています。
黒島自体もハート型の島なので、それにちなんでの観光スポットとなっています。とてもかわいらしくてオススメの場所です!




集落の中にある黒島展望台は、島唯一の黒島小中学校の隣にあります。でも今は立ち入り禁止になりロープが張られています。
近くにいた地元の人は、入っていいよ、と言ってくれたのですが、ロープも張られているし、申し訳ないので、登るのは断念しました…


黒島の中で食事の取れるお店は港の近くか、島の真ん中の集落にしかありません。
今回は、地元の人に勧められた「うんどうや」というお店で、これまた地元の人に勧めてきたアーサーそば(1,500円)をいただきました。アーサーとは岩のりのことで、特に黒島で取れるアーサーは黒島アーサーというブランドになっており、とてもおいしいです!




最後に満潮の時間に合わせて訪れた伊古桟橋が、黒島の観光スポットの目玉となる場所かと思います。
354mの長さでエメラルドグリーンの海の上を伸びており、まるで海の上を歩いているかのような感覚でとてもおもしろいです!
青色って何色あるの?ってくらい色々な青色がグラデーションになって目の前に広がっています!
運がよければ満潮時にウミガメさんを見ることができるのですが、今回はねばったもののウミガメさんを発見することができませんでした…




④まとめ
今回は、沖縄の原風景を楽しむことができる、観光地化されていない黒島をご紹介させていただきました。
きちんと観光地化された離島も旅行がしやすくとても楽しいですが、黒島のような素朴な島は、また違った魅力があふれており、すばらしい体験ができると思います。
石垣島を訪れた際は、ぜひともこの黒島も訪れる候補地に入れていただけるとうれしいです!想像よりとても簡単に訪れることができますよ!
最後に黒島を実際に訪れて感じた感想を簡単にまとめていきたいと思います!
- アサビシバナ、最初は場所が分からなかった!海はキレイ!
- 黒島研究所の小さいウミガメかわいかったなー
- ガジュマルハート、黒島の中でもお気に入りの場所!
- 黒島のアーサーそば、とてもおいしかった!
- ほんとうに牛だらけだったなー
- 伊古桟橋は圧巻!354mってすごく長い!
