・【2日目】緑豊かな樹林帯を抜けて、標高2,860mの拠点ゴレパニへ
・【3日目 前半】暗闇の中の出発!プーンヒルで迎える「奇跡の日の出」
※2025年11月時点の情報
※1NPR(ネパールルピー)=約1.1円
※1USD(アメリカドル)=約150円
今回は前回の記事の続きで、ネパールのポカラを拠点としたヒマラヤ山脈トレッキングの代表的なコースであるアンナプルナ山群の3泊4日トレッキングの2日目以降についてを紹介していきたいと思います。
1つの記事に全ての行程を書くと非常に長くなってしまうため、複数の記事に分けて掲載しております。今回は2日目のウレリからゴレパニまでと3日目の前半のプーンヒルへの日の出トレッキングを紹介いたします!
トレッキングツアーの詳細や1日目の行程の詳細につきましては、下記のリンク先の記事をご参照ください。
①2日目 ウレリ→ゴレパニ
2日目はウレリ(Ulleri)からゴレパニ(Ghodepani)へトレッキングをします。所要時間は約4〜5時間になります。
途中ところどころで休憩できる場所がありますので、無理せず、ゆっくり登りながら、疲れた時は休んでいきましょう!
2日目のトレッキングは4日間の中で1番体力的にも、コース的にも優しく、来たるハードな次の日への休息の日のような感じです。
昨日のナヤプルからウレリほどのアップダウンもありませんし、林や小川、中小の滝を見ながら、なだらかな坂道を登っていくようなコースです。
実は公式のコース通りに進むとアップダウンが激しい場所がいくつかあるのですが、今回は体に優しいコースをご紹介したいと思います。2日目のキーワードは「とりあえず、山の道を進め!」です。
ウレリの宿で朝起きると、部屋の窓から左にアンナプルナ・サウス(Annapurna South、7,219m)、右にヒウンチュリ(Hiunchuli、6,441m)が雲一つなくキレイに見えました!
6時半に宿でジャムやハチミツを塗ったチャパティ2枚とマサラ・チャイの朝食を食べて、8時に宿を出発しました。お世話になりました、Prastuti Guest House!


ウレリの村からは石段の登るのですが、「Ghorepani→」の看板が立ってますので、それに従って登っていけば迷うことはないと思います。道中では宿から見えたアンナプルナ・サウス、ヒウンチュリに加えてマチャプチャレ(Machapuchare、6,993m)の勇姿を見ながら進みます!




30分ほど石段を進んでいくと、「Birethanti← Ghorepani→」という看板が出てきたところで石段の道が終了します。
それ以降は山道を進んでいくのですが、進むとすぐに2つに分かれる場所につきます。左側は今までと同じような山の道、右側には「Ghorepani→」の看板が出ており、石段を降りて進む森の道です。
公式のトレッキングルートは右側の森の道の方で、小川に沿って森を進み、ところどころで小さな滝を見ながら進むことができます。
ただし、問題なのは、アップダウンが激しい場所がある、ということです。
一方、山の道は公式ルートではないものの、一本道で迷うことはなく、ずっとなだらかな坂道なので、体力の消耗も最小限で済みます。
森の道で見れる小川や中小の滝も山の道では見れますし、周りの山々の風景も見ながらトレッキングができます。




1時間半後に小さな橋を2つ渡る場所で山の道と森の道が再度合流するのですが、体力の消耗を考えると公式の森の道よりも山の道の方が圧倒的にオススメです!


合流地点から30分ほど進むとナンゲタンティ(Nangge Thanti、2,460m)に到着します。ナンゲタンティを過ぎると、また2手に分かれる場所に着きます。
左側がアップダウンのきつい、公式ルートの森の道、右側が公式ルートではないものの、一本道且つ、なだらかな坂で疲れない山の道です。ここでは15分後くらいにまた合流するのですが、今回もやはり山の道が断然オススメです!




2度目の合流地点から30分ほど進むと、最後となる3度目の分かれ道があります。今回は左が山の道、右が森の道です。
どちらの道を進めばよいのか?もう答えは分かりますね、オススメは左の山の道です!
すぐに再度合流するのですが、合流したらもうゴレパニ(Ghorepani、2,853m)は目の前です!
ゴレパニは上下に2つの村に別れており、下の村をゴレパニ、上の村をゴレパニ・デオラリ(Ghorepani Deorali)と呼びます。
まずは村の門をくぐって下の村のポリスチェックポイントで入村の登録をします。今回はガイドが全て行ってくれました。今回は、次の日のプーン・ヒル(Poon Hill)の日の出のトレッキングの時間短縮のためにも、上の村で宿泊しました。








下の村から上の村へは石段を20分ほど上がると到着します。景色は上の村の方がよく、村からは左からニルギリ(Nilgiri、6,940m)、アンナプルナ1峰(Annapurna Ⅰ、8,091m)、シングチュリ(Singu Chuli、6,499m)、ヒウンチュリ(Hiunchuli、6,441m)、アンナプルナ・サウス(Annapurna South、7,219m)が見えます。
アンナプルナ1峰、シングチュリ、ヒウンチュリは3峰が真ん中で重なってしまっているので、1つ1つを見分けにくいです。



今回宿泊した宿はPoonhill Guest Houseという場所です。
別料金でかかるものは、
- Wifi 100NPR(約110円)
- ホットシャワー 150NPR(約165円)
でした。タオルは宿に言えば無料で貸してくれました。飲み物はソフトドリンクが250NPR(約275円)と、やっぱり高めの値段です。






ゴレパニはこの地域のトレッキングの目玉であるプーン・ヒルの拠点となる村で、3つのトレッキングルートの合流地点でもあるため宿も多く、前日宿泊したウレリよりも比較的設備の整った村という印象です。
すごく気に入った点としては、洗濯して干すことができ、夜は暖炉で乾かせるというところです!
無料で洗濯できますが、宿に頼むのではなく、自分で洗う形です。外の水道を借りて、洗濯して干せる、みたいな感じです。
この宿の唯一の欠点は室内の電源がこわれているので、充電する際は廊下にある電源を使わないといけないというところです。まあ、電源が有料の宿もあるので、使わせてもらえるだけありがたいと思います。



この日は昼頃に到着し、到着後にゲストハウスの食堂でランチを食べ、休憩&散策後の夜にも夕食をいただきました。
ランチはチキンと卵と野菜のチョーメンというネパールの焼きそばをいただきました。ソース味ではないですが、見た目は日本のものと同じで、味も非常に日本人の口に合うと思います!
夕食はチキンカレーのダルバートを選びました。無料でネパールの蒸留酒であるロキシーをもらいました!
米やとうもろこしから作る蒸留酒で、ほぼ焼酎と同じ味です。馴染みのある味なので、日本人の口に合うと思います!




この日はかなり余裕を持って、1番きつい次の日に備えてゆっくり休憩です。最後に2日目のコースの簡単なまとめをしておきます。
- ウレリ(Ulleri、2,120m)
- 石段が終了する場所 30分
- 山の道と森の道の分岐点 すぐ
- 山の道と森の道の合流点 1時間半
- ナンゲタンティ(Nangge Thanti、2,460m) 2度目の分岐点 30分
- 2度目の合流点 15分
- 3度目の分岐点 30分(すぐに合流)
- ゴレパニ(Ghorepani、2,853m) 30分
- 合計 約4時間
②3日目前半 早朝 ゴレパニ↔︎プーン・ヒル展望台
3日目はまずプーン・ヒル(Poon Hill)までヒマラヤ山脈のサンライズを見に、宿を5時半に出発してショートトレッキングをします。ゴレパニ(Ghodepani)の村からは、下の村に宿泊していた場合は1時間半、上の村に宿泊していた場合は、1時間ほどでプーン・ヒルに到着します。
吐く息は白いのですが、ライトダウンジャケット、パーカー、長袖を重ね着し、ズボンを重ね着したら、想像よりかは寒くなかったです。おそらくトレッキングをしているので、体が温まったからだと思います。
途中、チケットカウンターがあり、150NPR(約175円)でチケットを購入します。今回はツアー料金に含まれていたので、ガイドが購入してくれました。



標高も3,000mを超え、3,198mと今回のトレッキングコースで最高地点となります。早朝は非常に寒いため、ダウンジャケットなど防寒具が必要です。
防寒具を持ってくるのを忘れた場合は、事前に旅行会社にお願いするとガイドさんが持参してくれます。
途中、日の出直前のきれいな景色が見れるビューポイントがあります!
プーン・ヒル(Poon Hill、3,210m)に立つ展望タワーが目の前に見えたらプーン・ヒルは目の前です!
入り口の左手にはコーヒーや紅茶などの飲み物が買える売店があり、真ん中に展望タワー、右手に展望台、奥にベンチなどがあります。




前方には圧巻の8,000m、7,000m級の山々の絶景が広がっています!これがプーン・ヒルが世界中のトレッカーに人気の理由です!
ざっくり左のダウラギリ連峰(Dhaulagiri Mountain Range)と右のアンナプルナ連峰(Annapurna Mountain Range)の2つに別れています。
ダウラギリ連峰の代表的な山は左手から
- ダウラギリⅡ峰(Dhaulagiri Ⅱ、7,751m)
- ダウラギリⅠ峰(Dhaulagiri Ⅰ、8,167m、一般的にダウラギリというとこの山を指します)
- ツクチェピーク(Tukuche Peak、6,490m)



アンナプルナ連峰の代表的な山は右手から
- ニルギリ(Nilgiri、7,061m)
- アンナプルナⅠ峰(Annapurna Ⅰ、8,091m)
- アンナプルナ・サウス(Annapurna South、7,219m)
- ヒムチュリ(Himchuri、6,441m)
- マチャプチャレ(Marchhapuchhre、6,993m、別名フィッシュテイル)


時期によって時間は変わりますが、11月下旬は6:45くらいに日の出になりました。かなり前の段階から空は明るくなるのですが、高い山を超えて出てくるので時間がかかります。
サンライズの見学終了後に宿に戻って朝食をとります。




最後に、3日目前半のプーン・ヒル・トレッキングの簡単なまとめ紹介します。
- ゴレパニ(Ghorepani、2,853m)
- プーン・ヒル(Poon Hill、3,198m) 1時間
- ゴレパニ 45分
③まとめ
今回は、アンナプルナ・トレッキングの2日目のウレリからコース最奥地のゴレパニまでの行程、3日目前半の早朝のゴレパニからプーン・ヒルへのサンライズ・トレッキングの行程の紹介をさせていただきました!
このコースの中でも1番の目玉で人気があるのが、プーン・ヒルの展望台からのサンライズです。トレッキングコースの別名もプーン・ヒル・トレッキングとも呼ばれるほど有名な場所です。
あったかいコーヒーを売店で買って飲みながら、雄大なヒマラヤ山脈の絶景と日の出を見て思いにふけるというのもすごくいい思い出になると思います!
ネパール訪問時に、ヒマラヤ・トレッキングの中でも人気の高いこのコースを体験いただくと、一生忘れることのない、良い思い出になるかと思います!

