・カトマンズの心臓部へ!世界遺産ダルバール広場観光完全ガイド
・街歩きは自力でOK!カトマンズ旧市街をディープに楽しむ
・お猿さん天国の丘の上のストゥーパ、スワヤンブナート観光!
※2025年11月時点の情報
※1NPR(ネパールルピー)=約1.1円
※1USD(アメリカドル)=約150円
ネパールには、エベレストやアンナプルナなどのヒマヤラ山脈や自然景観、仏教・ヒンドゥー教の美しい寺院や遺跡、インドゾウやベンガルトラなどの野生動物など、たくさんの魅力があふれています!
首都のカトマンズはそれらすべての観光のゲートウェイとして重要な拠点となっており、ネパールを訪れるほとんどの人が、その第一歩として足を踏み出す場所でもあります。
そんな交通の要衝、旅の始まりの町となっているカトマンズですが、すぐに立ち去るだけではもったいない魅力的な町なんです!
この伝統ある古都カトマンズですが、実はエベレストと並び、1979年にネパール国内で1番最初にユネスコの世界遺産に登録された町なんです!
ユネスコ世界文化遺産では「カトマンズ渓谷」もしくは「カトマンズ盆地」として登録されており、このカトマンズがその中心地となっております!
今回は、古都として魅力あふれるカトマンズ旧市街の観光について、ご紹介していきたいと思います。
①カトマンズ旧市街 散策ルート実例紹介
カトマンズの中心部は徒歩で観光することが可能です。今回、実際に市内を徒歩で観光した際のルートなどをご紹介させていただきます。
見学時間も合わせて、約5〜6時間ほどで周ることができるかと思います。カトマンズの市内観光時の参考にして頂ければと思います。
- タメル地区(Thamel)
- アサン・チョーク(Asan Chowk)
- セト・マチェンドラナート寺院(Seto Machhendranath Mandir)
- インドラ・チョーク(Indra Chowk)
※この次からクマリの館までが全てダルバール広場(Durbar Square)内 - タレジュ寺院(Taleju Mandir)
- カーラ・バイラブ(Kala Bairav)
- スウェタ・バイラブ(Sweta Bairav)
- ハヌマン・ドカ(旧王宮、Hanuman Dhaka)
- タレジュ・ベル(Taleju Bel)
- シヴァ・パールバティー寺院(Shiva-Parvati Mandir)
- シヴァ寺院(Maju Deval)
- アショク・ビナヤク(Ashok Binayak)
- カスタマンダブ寺院(Kasthamandap)
- ナラヤン寺院(Trailokya Mohan)
- クマリの館(Kumari Bahal)
- ダーラハラ(Dharahara)
散歩の途中、インドラ・チョーク近くの有名なラッシー屋でラッシーを飲みました。
Janakpur Dahi Lassi Bhandarという名前の小さなお店ですが、ネパール語でしかお店の看板が書かれていませんが、いつもたくさんの地元の人が並んでラッシーを飲んでるので、すぐに分かると思います。
メニューは大と小のみで、大 110NPR(約121円)、小 60NPR(約66円)
カトマンズは排気ガスの臭いが、どこもすごいですが、アサン・チョークからインドラ・チョークと、ダーラハラ周辺のKanti Pathという大通りが1番ひどいです。











ダルバール広場周辺は各入り口にチケット売り場があり、外国人は1,000NPR(約1,100円)となっています。
入場料を支払うと、首から下げる入場証明、入場チケット、パンフレットがもらえます。基本的には入場証明を首から下げて観光します。





入場チケットにはハヌマン・ドカの半券がついており、ハヌマン・ドカに入場する際に必要となりますので、無くさないようにしましょう。
入り口には「Durbar Museum」と書かれていますが、これがハヌマン・ドカです。入り口にチケット売り場がありますが、チケットは購入不要ですので、気にしないでください。
ここがダルバール広場の観光の1番の見どころとなります。
中には展示などがあったり、9階建ての建物の一番上まで上ことができます。中には2ヶ所ほど無料のトイレがありますので、観光の途中で利用すると良いかと思います。










ハヌマン・ドカを出ると左側にタレジュ・ベル、シヴァ・パールバティー寺院、シヴァ寺院、アショク・ビナヤク、カスタマンダブ寺院、ナラヤン寺院と中小の寺院群の見どころが固まっています。








その南側には有名なクマリの館があります。運がよければ午前か夕方の時間に、生き神であるクマリの姿を拝めるかもしれません。
なお、クマリの館は問題ありませんが、クマリ様自体の写真撮影は厳禁ですので、ご注意ください。


ダルバール広場から20分ほど南東に進んでいくと、カトマンズのシンボルである見張り塔のダーラハラがあります。
ダーラハラの入り口は大通り沿いにあります。入り口の案内やチケットオフィスが全てネパール後で書かれているのですが、入場して塔を登るには、外国人は1,000NPR(約1,100円)とかなり高めの料金になっていたため、外観だけ見て終了しました。


②タメル地区から2km。猿と丘の上のストゥーパ、スワヤンブナートを散策!
ユネスコ世界文化遺産に登録されているスワヤンブナート(Swayambhunath)へはタメル地区から2kmほどの距離で、徒歩で30分ほどで行くことができます。
スワヤンブナートは遠くからも見える、丘の上の立派なストゥーパ(仏塔)とたくさんのお猿さんで有名です!
タメル地区方面から橋を渡ると緩やかに坂を登っていき、大通りをずっと進んでいくとT字路に出ます。
この目の前が、丘の上にあるスワヤンブナートの入り口と階段になります。スワヤンブナートは猿がたくさんいることで有名ですが、特にこの入り口付近が一番たくさんいます。
入り口近くは猿以外にも物乞いの人たちも少しいました。ずっと15分ほど階段で丘を登っていくのですが、最後の石段の坂の角度がとてつもなく急です!






最後の坂の最後の方で左手に入場チケットのカウンターがあり、外国人は200NPR(約220円)です。インドなどの周辺国の人と現地人は50NPR(約55円)でした。
チケットを購入したら横に座っている係員にチケットに穴をあけてもらってから上へ進みます。
ただし、このチケットカウンターの人と穴を開ける係員はあまり周りを見ていない&チケットカウンター自体も若干気づきづらいため、たくさんの外国人がチケットを購入しないまま素通りしていました…


上にはスワヤンブナートの有名なストゥーパやゴンパ(僧院)などがあります。周りに土産物屋や展望台、ちょっとした広場のような場所などもあります。









③まとめ
今回は、ネパールの首都カトマンズの市内中心部の観光について、ご紹介をさせていただきました!
市の中心部はダルバール広場を中心として、観光地が非常にコンパクトにまとまっており、簡単に徒歩で周ることが可能です!
ちょっと足を伸ばしてスワヤンブナートへのお散歩もオススメの観光ルートです。
旅人に必要な機能が全て整っていて、ネパール観光のどんな準備も可能な便利な町ですが、せっかくですので、この世界遺産の町も楽しんでいただければと思います。
ネパールはヒマラヤ山脈だけの国ではありません!
最後に実際にカトマンズを訪れて感じた感想を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。
- 宿、レストラン、旅行会社と旅行者が必要な全てが詰まったゲートシティ!
- レベルの高いネパール料理、チベット料理、インド料理が楽しめる!
- いつも車とバイクと人でいっぱい!インドより秩序のあるカオス!
- インドと違って衛生面も、あまり問題はなさそう!
- すごく旅行がしやすい国の、すごく旅行がしやすい首都!
- カトマンズの谷の他の町に行く時間が足りなかったので次回は網羅したい!
- 空気汚染がひどい、特に朝の通勤時間!マスクはあったほうが絶対いい!

