・イタリア絵画の宝庫!ウフィツィ美術館のネット予約方法
・当日はどこに並ぶ?見学日に焦らないように当日の流れをご案内!
※2025年6月時点の情報
※1EUR(ユーロ)=約170円
誰もが憧れるフィレンツェを代表する世界的知名度を持つウフィツィ美術館。でも事前に英語などでのネット予約が必須となり、行きたいけれどすごく不安、という方もたくさんいらっしゃるではないでしょうか?
今回はウフィツィ美術館の公式予約サイトからの予約方法や当日の見学手順などについて、ご紹介をしていければと思います。
①ルネッサンス芸術・イタリア美術の宝庫、ウフィツィ美術館の予約方法について
数ある観光地の中でもフィレンツェの目玉といえば、ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)ではないでしょうか。
ウフィツィといえば、ルネッサンス芸術とメディチ家。ルネッサンス芸術とメディチ家といえばウフィツィというくらい、フィレンツェの町を象徴するような存在です。
ボッティチェリ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ジョット、ミケランジェロなど、ところ狭しと珠玉の絵画などの宝庫となっておりますので、せっかくフィレンツェを訪れたなら、なんとしても見学したいですよね!
団体ツアーで訪れるのであれば問題はありませんが、個人旅行で訪れる場合、大きなハードルとなるのが、事前にオンラインでの予約が必要である、という部分ではないでしょうか。
英語やイタリア語で海外のサイトで予約するのが不安という方も非常に多いかと思います。下記よりウフィツィ美術館の英語の公式ホームページより、予約を取る方法を順を追ってご案内いたします。
ちなみに入場料は23EUR(約3,900円)です。当日チケットの販売もしていますが、とてつもなく並ぶ&入場が確約ではないため、事前予約は必須だと思います。予約は数ヶ月前から開始になりますが、具体的にいつから、というのがケースバイケースのようですので、日程が確定しましたら、定期的に確認した方が良さそうです。
A. 公式サイトの予約ページに入り、下記の「Uffizi Gallery」を選択してください

B. 次の画面で見学を希望する日時と人数を選択してください。
※人数は「Number of visitors」に記入をしてください。

C. 合計金額が表示されます。問題ないようであれば、右側の◻︎に✔️を入れて、「Continue」を選んでください。
※下記の例では3名分の予約を取っています。


D. Login画面になりますので、アカウントを持っていないので、「Create account」を選んでください。

E. 個人情報を入力してください。必要箇所と入力内容は下記のとおりです。
Title…Mr. Ms. 等
First name…名前
Surname…名字
Street…住所の最後の部分 例 〇〇町5-6-1 の部分
House no.…部屋番号(マンションなどであれば)
Post code…郵便番号
City…市区町村
District…都道府県

Country…国名 通常Japanかと思います。
※電話はMobile number(携帯番号)のみで良いかと思います。
Areacode…国番号 通常 +81かと思います。
Number…携帯電話番号 最初の0を抜いた番号を記載してください 例 080であれば、80で入力
E-mail…メールアドレス 確認のため、直下の部分にも再度メールアドレスを入力してください
Password…アルファベットの大文字、小文字、数字、記号を全て含んだパスワードを入力してください

F. 見学者全員の名前や詳細を入力してください。
Last name…名字
First name…名前
Date of birth…誕生日 日月年の順に入力

G. 支払い方法の詳細を入力してください。
VISA、Mastercard、American Expressから希望のカード会社を選んでください。
※JCBやDinersは利用できません

「Buy now」をクリックしてください。

クレジットカードの詳細を入力してください。

H. 購入完了です。QRコードの印字された予約確認書がPDFデータで届きますので、当日印刷して持参すると楽かと思います!お疲れ様でした!
②当日の流れ どこに並ぶか、注意点は何かなどをご紹介
なんとか、ネットで予約をして、いざ見学当日!ではその日はどのような流れになるのでしょうか。具体的にご紹介をしていければと思います。
当日はまず、シニョリーア広場からヴェッキオ宮(Palazzo Vecchio)を通り過ぎて左側にウフィツィ美術館の入場口があり、ロープが張られている場所に順番に並んでいきます。
私は当日、最初の時間帯である8:15入場で並んだため、どこに並べば分かりづらかったですが、それ以外の時間帯であれば、次の時間帯に予約している観光客が並んでいると思いますので、もっと分かりやすいと思います。
館内はフラッシュを使わなければ撮影は問題ありません。中に入ると、まずは荷物検査がありますが、それほど厳しくはありません。


セキュリティチェックを抜けて中に入ると、左手にオーディオガイドのデスクあります。借りる際にパスポートを預けないといけませんので、必要な方は当日持参するようにしてください。
オーディオガイドは6EUR(約1,150円)。人によって感じ方は違うとは思いますが、複数人数で見学する場合でもオーディオガイドは使い回しが可能なように感じましたので、よほどこだわりやじっくりまわりたいなどの希望がなければ、とりあえず1つだけ借りる、でも良いかと思います。
どこにも案内がなく、非常にわかりづらいのですが、オーディオガイドの開始は2階の展示からとなります。そのため、1階でまだオーディオガイドが始まっていないにも関わらず、オーディオガイドに耳を傾けている観光客がたくさんいらっしゃいました。
オーディオガイドに対応している部屋や絵にはオーディオガイドの番号が振られていますので、該当番号を入力して再生ボタンを押すと説明が聞こえます。
絵画や彫刻に興味のある人は1日がかり、有名な絵画を中心にという人も2時間くらいは見学時間をとっておくと良いと思います。
個人的にはハイキングやトレッキング以上に足の裏が痛くなりましたので、無理のないペースで休み休み、もしくは飛ばし飛ばしで見学をすると良いかと思います。



3階(イタリア式では2階)に行くと最初の左側の回廊の部屋にボッティチェリの部屋があり、春やヴィーナス誕生が展示してあります。
後半の右側にはダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロの部屋があります。回廊の最後にラオコーンの像があり、そこでquick exitから出る場合は見学終了となります。ラオコーンの左手からカフェやQuick Exitへアクセス可能です。
ただしオーディオガイドや荷物預けをしている人はQuick Exitからは出れないため、再度戻って通常の出口から退場しないといけません。
通常出口の場合、2階(イタリア式1階)に降りると、また展示物があります。最後に小さなお土産屋があり、本や絵葉書などが買えます。
Quick Exitと通常出口は真逆になるため、別々の出口から出て待ち合わせる場合は要注意です。アルノ川を正面に見るとQuick Exitは右手、通常出口は左手となります。





③まとめ
ウフィツィ美術館のネット上での事前予約方法と入力内容、当日の見学の流れのご紹介はいかがでしたでしょうか?
公式サイトで英語で予約する、となるとハードルが高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、記入する内容は一般的な内容のみですので、こちらの記事を参考に予約をしていただければと思います。
本当に膨大な美術品が展示されておりますので、無理せず、目当てのものはどれか、などを事前にある程度計画を立ててから見学をすると、よりスムーズに、より楽しく観光ができると思います!