・川面を滑る静寂の時間。カヌーでワニや野鳥を間近に観察
・ジープサファリで野生の核心へ!スリル満点のジャングル探索
・チトワンのサファリの良い点と悪い点について
・ソウラハからカトマンズへのバス移動の詳細をご紹介!
※2025年11月時点の情報
※1NPR(ネパールルピー)=約1.1円
※1USD(アメリカドル)=約150円
前回に続き、ネパールの観光では珍しい、温暖な湿地帯でのサファリが楽しめるチトワン国立公園についてのご紹介です。
2泊3日の現地手配ツアーのうち、今回は2日目の観光と3日目のカトマンズまでのバス移動について、ご案内させていただきます!
手配ツアーの費用&日程詳細や1日目については、他の記事にてご紹介しておりますので、ご興味のある方は、下記リンク先をご参照ください!
①2日目 午前 カヌー・サファリ&ゾウ繁殖保護センター見学
8時にホテルで朝食をいただきます。メニューはパン、卵焼き、じゃがいも炒め、フルーツ、ミルクティーになります。

朝食後は引き続き、150ドル(約22,500円)で申し込んだツアーでチトワン国立公園を観光していきます。
まずはラプティ川(Rapti River)でカヌーをしながら動物を見にいきます!8時半にトゥクトゥクに乗って、心地よい風を感じながら15分ほどでラプティ川に到着します。
乗船所で10分ほど順番を待ち、係りの方に呼ばれたらカヌーに乗り込みます!
約45分ほど乗りますが、同じ場所には戻ってきませんので、忘れ物などのないように注意をしましょう!





このラプティ川のカヌー・サファリでは鳥もたくさん見る事ができますが、何よりも1番の特徴は、すごく近い距離でワニをたくさん見ることができることです!
本当にワニの間近を通過するので、慣れるまではこんな近くを通って、襲ってこられたらどうなるのだろう?みたいに不安になるのですが、慣れてくるとワニの写真を撮れる余裕が出てくるので不思議です。
運がいいとインドサイも見ることができるのですが、今回は残念ながら見ることができませんでした。




途中、エレファント・ライド・サファリをしているグループとも何回か出会いました。ツアーでは午後に、エレファント・ライドかジープ・サファリを選べるのですが、エレファント・ライドの場合は、この川でゾウに乗って散策します。
私はエレファント・ライドは確かに楽しいのですが、ジープと比べて非常に狭い範囲しかサファリで見ることができないため、私は今回ジープ・サファリを選びました。ジープ・サファリの場合は午後に別の場所でサファリに向かいます!
カヌーが終了したら、もしサービスに満足した場合はカヌーの漕ぎ手さんに50NPR(約55円)ほどチップを渡してあげてください!

カヌーを降りたところの目の前に、ゾウ繁殖保護センター(Elephant Breeding & Training Center)があります。
チケットカウンターの右に小さな展示室があり、大きなゾウの頭蓋骨も展示されています。
その後、外に円周上にゾウの保護されているエリアが設置されており、私がいったときは4匹ほどのカワイイ子ゾウもいました!





ゾウ繁殖保護センターを出たら、大きな吊り橋を渡って、駐車場に停まっているトゥクトゥクに乗ってホテルまで戻ります。約2時間ほどのアクティビティでしたが、大満足でした!
駐車場の周りにはお土産屋もたくさんありますので、そぞろ歩きするのも楽しいです!




②2日目 午後 ジープ・サファリ
少しホテルで休憩した後、ホテルのレストランで12時にランチをいただきます。今回は前日の中華プレートとは違い、ハンバーガー、ポテト、温野菜と欧米系のメニューでした。
正直、あまりおいしくなかった…

14時にホテルまでジープが迎えに来て、ジープサファリに出発です!ソウラハの中心部からジープで15分ほどでジープサファリのエリアに到着します。
入り口にはトイレがあるため、必要であればこちらで利用するといいと思います。ツアーは2時間半ほどになり、トイレはこの後、1時間以上は利用ができなくなります。



チトワン国立公園のサファリでは、ワニ、インドゾウ、インドサイ、ベンガルトラ、白い斑点のあるチッタルという鹿あたりが有名な動物です。
国立公園内は、ワニエリア、トラエリアなど、比較的その動物が見えやすい場所には名前をつけて看板が立っていますので、どんな動物が見れるのかが分かりやすくなっています。
特にワニは絶対見れますし、インドサイやチッタルもかなりの確率で見ることができます!ベンガルトラは見れたらラッキーくらいで、ほぼ見ることができないようです。
ゾウは飼われているゾウや働いているゾウは見れるものの、野生のインドゾウは非常に頭数が減少しているため、ベンガルトラ同様にサファリではほとんど見ることはできません。




サファリ開始から1時間半くらいたったあたりで、ワニエリアの休憩スポットで15分くらいの休憩時間があります。
トイレもありますし、売店もあるので、飲み物を買うこともできます。ほんの少しだけ町中より高いですが、許容の範囲内かと感じました。
手書きの文字でWifiのパスワードなども売店の壁に貼っているので、回線は弱いですが、利用することが可能です。
簡単な彫り物のお土産屋さんもあります。ゾウやサイの木彫りが売っていました。ここを出ると、しばらく公園内を走った上で、ツアーが終了となります。





ホテルに帰着後は自由時間となり、18時半にホテルのレストランで夕食を食べました。メニューはダルバートです。ネパールで何度となく食べた国民的料理です。

③チトワン国立公園のサファリの良い点&悪い点
私は、ケニア、タンザニア、ボツワナなどで計3週間ほどサファリを経験しているのですが、アフリカのサファリと比較していろいろな良い点、悪い点が見えましたので、詳細について、ご紹介していきたいと思います。
なお、あくまで私の個人的見解であることはお含みおきください。他の人は違う感想を持つかもしれませんし、サファリ自体が初めての人は満足するかと思います。
では詳細は下記の通りです!
良い点
A. サイが高確率で見れる!
サイってちょっと地味な印象があるかもしれませんが、実は世界的に希少な動物でこんなに高確率でサイに出会える場所は世界中でもありません。
アフリカのサファリでは、ライオン、キリン、ゾウ、シマウマ、カバなどは5日間くらいサファリをしているとモブキャラ化して何も感じなくなるのですが、サイだけは違います。
そもそも見れる確率が低いですし、めちゃくちゃ遠くに米粒大でしか見えないことが多い、とても貴重な動物です。
それがチトワンでは高確率で見ることができますし、距離は遠いとはいえ、アフリカと比べると、サイの形がきちんとわかる程度の大きさで見ることができます!
B. ワニは必ず見られる!
ワニはたくさん見られます。そもそもジープサファリでなくても、村の川沿いから見ることができますし、ほとんどの観光客が参加するカヌーツアーでも必ず見ることができます!
C. 動物と人間の住むエリアがとてつもなく近い!
ワニの時にお話しした通り、村の川沿いでワニやサイなどが簡単に見られます。こんなに近くに村があって、ワニやサイが村を襲うことはないのかな?と心配になるほどです。
アフリカでも人間と動物の住むエリアが近い場合はありますが、ソウラハのような規模の大きい村のすぐ近くに獰猛な生物がいるというのは非常に珍しいです!
D. サファリのエリアが村からすごく近いため、効率よく色々なアクティビティができる!
代表的なアクティビティとしては、カヌーでの川下り、エレファント・サファリ、ジープ・サファリ、ジャングル・ウォークなどです。
効率よく参加すれば2日間で全て行うことが可能です!
次に悪い点について、ご紹介します。
悪い点
A. 見ることができるメジャーな動物は少ないです。
ワニとサイ以外は、飼われていたり、働いているゾウくらいで、野生のゾウやトラは、かなり出会うことが難しいです。
アフリカなどと比べるとやはり、人気の動物の種類自体も少ないです。
B. あまり英語が上手いガイドがいなかったです。
もちろん日本語ガイドなどいませんし、運不運もあるかもしれませんが、あまり英語の上手いガイドさんを見かけませんでした。
ほとんどネパール語のみで説明をして、質問をしても非常にシンプルな英語の単語や文章でしか回答はいただけなかったため、チトワンについての知識などを期待していたほど得ることができませんでした。
C. そもそもサファリ・ガイドの腕がよくない?
これもたまたまハズレくじのガイドを引いてしまったのかもしれないのですが、そもそもガイドさんが動物を探すのが上手くなく、かつドライバーさんとの連携も悪いため、動物を通り過ぎてしまったりしました。
なんなら、観光客の方が先に動物を見つけてガイドに教えるということも何度もありました。
アフリカのサファリ・ガイドの場合、もちろん腕に個人差はありますが、本当に真剣にガイドさんとドライバーさんが連携して周りを注視してたくさんの動物を見つけます。
アフリカの人の目が良過ぎる影響で、せっかく見つけてくれても私達の目には何も見えない(笑)なんていうこともたくさんありました。
D. 休憩所以外、ジープを降りられないです。
アフリカの場合、ジープを降りて、ガイドさんが安全だと思う場所であれば、歩いたりすることができる場合が多いですが、チトワン国立公園ではそのような場所はありませんでした。
④ソウラハからカトマンズへのバス移動
6時半に朝食を食べて、7時にバス・パークへ出発します。朝食は昨日と同じメニューでした。1kmほど中心から離れたバス・パークへはホテルスタッフが送っていってくれます。
7時30分発のバスでカトマンズへ向かいます!ポカラからソウラハ行きのバスと同様にミネラルウォーターは床に山積みされており、無料で飲み放題です!


カトマンズへは通常6時間程度で到着となりますが、今回は渋滞等で8時間半かかってしまいました!!
途中では3回のトイレ休憩があります。2回目の休憩がお昼過ぎにあったので、そこで30分ほどの長めの休憩を取って、ランチの時間となります。
ランチは屋台でパコラ、インド風ポテトフライを購入しました。二つ合わせて30NPR(約33円)です!
パコラはインド風の天ぷらでスパイスが少し聞いています。どちらも軽食としては十分おいしかったです!何より激安!
私はお腹があまり空いていなかったので使いませんでしたが、ビュッフェ形式のレストランもありました。




最後のトイレ休憩はカトマンズから10kmほどの距離だったので、遅れているのだし、早く出発して欲しかったのですが、15分ほど休憩を取って出発しました…
結局カトマンズに到着したのは、16時と予定より2時間半ほど遅れて夕方に到着になりました。
カトマンズでは終点がバス・ターミナルとかではなく、タミル地区の北1kmほどの徒歩20分くらいの距離の川沿いの普通の道端で降ろされました。


今回乗ったチトワン国立公園のソウラハからカトマンズ、もしくはメジャー路線のポカラからカトマンズのバスはほとんどの区間を川沿いに走って行きます。
この川沿いの道路が非常にクセモノで、デコボコしてる、狭い、埃くさい、すぐ渋滞するの4冠王で、ほとんどこの道のせいで遅れが発生します。
高速道路などもないネパールでは、これらが原因で地図で見ると距離的には大したことがなく、日本であれば高速道路の利用で2時間くらいで到着できる移動が1日がかりの大移動となってしまいます。
今回は、この川沿いの道に出てすぐのところで、1時間ほどほぼ全く動かない時間がありました。
確かにバスはコスパがいいのですが、また来た時は飛行機にしようかな、と思いました。
飛行機であれば、チトワン国立公園の最寄りのバラトプル空港からカトマンズまではたったの20分、ポカラからであれば30分で到着できます。
料金は12,000〜15,000円とバスと比べるととてつもなく高価ですが、バスの移動で完全に1日を失ってしまうと思うと、よほど時間に余裕がある人や、少しでも安く済ませることが第一の人以外は、飛行機の利用も選択肢に入れるとタイムパフォーマンスは圧倒的に上がると思います。

⑤まとめ
今回は、現地で手配した2泊3日のチトワン国立公園ツアーの2日目と3日目について、ご紹介をさせていただきました。
山ではないネパールの観光、いかがでしたでしょうか?ネパールを訪れた際はヒマラヤ山脈だけで満足せずに、ぜひ色々なアングルからネパールを楽しんでいただければと思います!
最後にチトワン国立公園に実際に行った感想を簡単にまとめたいと思います!
- 動物と人間の住むエリアがありえないくらい近い!
- 村からサファリエリアまでが近くてアクティビティをするのが便利!
- 村の規模の割にお店やレストランがたくさんある!
- ポカラやカトマンズからは距離の割に時間がかかる!
- ワニとサイがほぼ確実に見れる!

