【オススメ!】LCCのPeachで行く、激安奄美大島旅行!

アジア

・LCCのPeachってどんな航空会社?
・LCCは通常の航空会社となにが違う?
・実際に使ってみてどう?料金やサービス内容など
・成田空港発着便の注意点はなに?

※2025年10月時点の情報

 国内でも奄美大島などの南西諸島は、遠いイメージがあり、飛行機代もけっこうかかってしまうイメージはないでしょうか?
 今回、LCCのPeachを利用して東京から奄美大島へ行ってまいりました。実際に利用した際の感想や実際の料金、LCCの特徴、空港での注意点などをご紹介していこうと思います!
 東京から2時間で南の島へ行けるってすてきじゃないですか?鹿児島とも、沖縄とも違う文化を持つ奄美大島。その独特の魅力はたくさんの観光客を惹きつけてやみません!
 皆さんも亜熱帯雨林と奄美ブルーと呼ばれる海が広がる奄美大島へ旅立ちましょう!
 奄美大島、加計呂麻島、喜界島の奄美群島の観光については、今後別の記事でご紹介をしていきます!

①Peachってどんな航空会社?

 世界中で新しい航空会社がどんどん増加しているLCC(Low Cost Carrierの略、格安航空会社)業界ですが、現在は日本でも年々増加傾向にあります。
 かなり知名度も上がってきていますが、それでも欧米や隣国の韓国と比べるとまだまだ運行便数や利用者数も少ない状態です。
 LCCには独立系の航空会社と、大手航空会社のグループ会社の2パターンが主流です。
 今回ご案内するPeachは正式名称がPeach Aviation株式会社という航空会社で、ANA率いる全日本空輸グループの会社となっております。
 そのため、PeachはANAの長年の経験を活かした日本国内有数のLCCであると言えます。
 韓国、中国、東南アジアなどの近距離の国際線路線も運行しておりますが、日本国内線が主流のLCCです。
 特に路線が多いのは大阪の関西国際航空となりますが、東京の成田空港からの便も非常に多く、便利になっています。
 今回は、東京の成田空港から鹿児島の奄美大島へ行きましたので、実際に利用した際の感想や情報をご紹介してまいります。

②格安だけど気をつけることはある?利用時の注意点を紹介!

 今回は利用する1ヶ月前という、若干ギリギリのタイミングで予約をしたのですが、片道約7,500円、往復で約15,000円と非常に格安の料金で予約することができました。
 他の航空会社と比べると、半額以下の料金となっておりました。Peachは年中いろいろなセールをすることがあるので、タイミングによってはもっと安く予約することができる場合もあります!
 まさにこの格安の料金がLCCの最大の魅力だと言うことが出来ます。
 ただし、LCCを利用する際には、通常の航空会社と比較すると、注意しないといけない点がいくつかありますので、ご自身の条件と合わせてみて、LCCの利用が合うかどうかをご判断ください。

 LCC利用時の主な注意点は下記のとおりです。なお、LCCや便、予約クラスによって、条件は若干異なりますので、あくまで参考であるとご理解ください。

A. 大都市の場合、交通の便が若干良くない空港を利用する場合が多いです
※利便性の高い、便利な空港は航空会社が空港に支払う費用が高い傾向にあるため、費用を抑えることができる他の空港を利用することが多い傾向にあります。

B. 早朝や深夜の発着便が多いです
※こちらも同様に便利で人気な時間帯は航空会社側の費用が高くなってしまう傾向があるため、比較的利用が空いている時間帯を利用して費用を抑える傾向が多いです。

C. 預け荷物の条件が厳しい、もしくは有料の場合が多いです

D. 座席の事前指定は基本的に有料になります

E. チェックインや搭乗の時間がより厳しくなっており、少しでも遅れると対応してくれないことが多いです。
※航空会社は発着の遅延が発生すると空港に支払う費用が発生するため、LCCの場合、遅延の管理などがより厳格になる傾向があります。

F. 変更やキャンセルは基本的にはできないことが多いです

G. 何かトラブルが発生した場合に、臨機応変な対応をしないことが多いです
※例えば大幅遅延時のミールクーポンの配布やホテルの手配、他の航空便への振替など

H. 基本的に機内ではなにも無料のサービスがありません

 今回利用したPeach便もまさに上記の通りの条件でした。東京からの発着は羽田空港ではなく、都心から離れた成田空港、出発は7:15という早朝便でした。
 次項では成田空港利用時の注意点をご紹介していきます。

③Peachで成田空港出発時の注意点について

 

 今回は7:15発の便でしたが、始発で東京23区内から向かって、6:10くらいには成田空港に到着でき、けっこう時間に余裕を持って登場することができました。
 成田空港の場合、LCCの国内線は第2ターミナルの隣にある第3ターミナルの発着がほとんどですが、Peachの場合、親会社のANAと同じく、第1ターミナルからの発着のため、注意が必要です。
 Peachのオンラインチェックインは通常の航空会社と違って24時間前からではなく、出発90分前からのみとなっております。
 空港のチェックインカウンターでも通常通りチェックインができますが、Peachのアプリがあれば、アプリ上でもチェックインができます。
 空港でチェックインをする場合は、購入時に送られてきたQRコードを自動チェックイン機で読み取ればOKです!
 チェックインについては、出発の30前までに済ませないと登場ができなくなるので、ご注意ください。もし空港到着がギリギリになる場合は、アプリでチェックインをしておき、すぐに搭乗口に向かえるようにしておくのがオススメです。

 チェックインが終わりましたら、次はセキュリティチェックですが、セキュリティチェック入り口はチェックインカウンターの階の1つ上の階になります。
 荷物預けカウンターの左手の階段から上に進んでください。

成田空港第1ターミナルの駅を出てすぐの看板
国内線ターミナルへの看板
PeachはANAと同じ第1ターミナル
Peachの荷物預けカウンター
Peachの自動チェックイン機

 第1ターミナルの国内線の搭乗口がAからHしかありません。非常に小さな空間ですが、待合スペースに土産物屋や軽食を食べられるお店があります。
 搭乗は出発時間の20分くらい前から開始しました。

奄美便の搭乗口
奄美大島行きのPeach便

④乗ってみてどう?機内でのサービスは?

・Peach MM541便 成田発 奄美大島行き 2時間強のフライト

シート 3列3列 座席に液晶画面、USB充電ソケットなし

機内食サービス 特になし

・Peach MM542便 奄美大島発 成田行き 2時間強のフライト

シート 3列3列 座席に液晶画面、USB充電ソケットなし

機内食サービス 行きには出なかった飴玉を一つもらいました!

Peach 奄美便のシート

 LCCなので特に何もサービスはありませんので、登場前に飲み物や軽食などをご用意いただくとよいかと思います。機内でも機内食や飲み物を購入できますが、基本的に料金は高めです。

⑤まとめ

 今回は、Peachの奄美大島便について、ご紹介をさせていただきました。直前でも格安で奄美大島までの予約ができるのが1番の魅力ですが、通常の航空機とは使い勝手が違うため、利用するのに尻込みをしてしまっている人もいらっしゃるかと思います。
 でもやっぱりせっかく安く旅行ができるのに、利用しないなんてもったいない!ということで、事前にご参照いただき、不安な点、わからない点などを少しでもクリアにしてもらえたらと思います。
 年間平均温度が21度の南の島、奄美大島へぜひ皆さんもお出かけください!