・トンガタプ島を1周!そのツアー内容とは?
・どうやって探した?ツアーの詳細・費用・時間など
・夜の伝統舞踊ショーも見逃せない!
- ①どうやって探した?トンガタプ島1周ツアーの費用と所要時間
- ②【観光スポット案内】トンガタプ島1周ツアーで巡った見どころを一挙紹介
- 1. 王宮(Royal Palace)
- 2. コロバイ村のフルーツバット保護区(Kolovai Flying Fox Sanctuary)
- 3. アベル・タスマン上陸の地(Abel Tasman’s Landing Place)
- 4. キリスト教上陸の地(Cristianity Landing place)
- 5. ハアタフ・ビーチ(Ha’atafu Beach)
- 6. 津波ロック(Tsunami Rock)
- 7. マプ・ア・ヴァエアのブローホール(Mapu’a Vaea Blowholes)
- 8. 3つの頭のココナッツヤシの木(Three-Headed Coconut Tree)
- 9. フファンガルベのランドブリッジ(Hufangalupe’s Natural Land Bridge)
- 10. キャプテン・クック上陸の地(Captain Cook’s Landing Place)
- 11. ムアの遺跡・王家の墓ランギ(Mu’a Archaeological Site, Langi)
- 12. フィッシング・ピッグ(Fishing Pig)
- 13. ハアモンガ・ア・マウイの三石塔(Ha’amonga Trilithon)
- 14. アナフル洞窟(Anahulu Caves)
- ③【夜の部】熱気あふれる伝統舞踊ショーを徹底レポート
- ④まとめ:自然の驚異と歴史が息づくトンガタプ島を満喫する一日
※2026年6月時点の情報
※1TOP(トンガ・パアンガ)=約70円
トンガの首都ヌクアロファを有する本島「トンガタプ島」。面積は約260平方キロメートルで、これは日本でいうと鹿児島県・奄美群島の「徳之島」とほぼ同じくらいの大きさです。
島自体は東西に長い形をしていますが、車をチャーターすれば1日で島内をぐるりと1周観光することが可能です!
今回は、そんなトンガタプ島を車とガイドさんをお願いして丸一日かけて巡った体験を元に、歴史ある王宮や大自然の絶景、古代遺跡、そして夜の伝統舞踊ショーに至るまで、今後トンガを訪れる旅人の役に立つリアルな情報と魅力をたっぷりお届けしていきます!
①どうやって探した?トンガタプ島1周ツアーの費用と所要時間
トンガタプ島(Tongatapu Island)を効率よく1周する現地ツアーを探すなら、まずは街の中心部にある「トンガ政府観光局ビジターセンター」に行ってみるのがおすすめです。
ただし、Google Map上で表示される場所は少しずれているので注意が必要です。
実際には、もう1つ左側のブロックにビジターセンターがあり、ちゃんと看板も出ているので迷わずたどり着くことができます。


現地ビジターセンターでの心温まる出会い
訪れた際に対応してくれたのは、過去に大阪万博のトンガパビリオンに案内係として来日したことがあるという親切な女性スタッフでした。
基本的には、ここで紹介してもらった旅行会社に自分で電話をして予約するスタイルなのですが、「まだ現地SIMを買っていなくて携帯が使えない……」と伝えると、お姉さんが快くその場で旅行会社へ連絡を入れて手配してくれました。
こういう温かいサポートに出会えるのも、個人旅行の醍醐味です。
ちなみに、この日はビジターセンターのすぐ前にあるトンガのゲートで、「Miss Heilala(ミス・トンガ)」と呼ばれる女性が観光動画の撮影をしていました。
車が来ない瞬間にさっとポジションに入って撮影し、車が来たらそそくさと退散……という微笑ましいやり取りを何度も繰り返しながら撮影している姿に遭遇するという、ちょっとしたラッキーなハプニングもありました!


ツアーの費用と所要時間
今回ビジターセンターを通じて予約したのは、「Semisi’s Island Tour Service」というツアー会社です。
ヌクアロファのあるトンガタプ島の1周ツアーは、所要時間約5〜6時間のツアーとなります。
島1周ツアーの料金は参加人数によって変動し、人数が多くなるほど1人あたりの料金がお得になるシステムになっています。
- 1人の場合: 300TOP(約21,000円)
- 2〜4人の場合: 1人あたり200TOP(約14,000円)
- 5人以上の場合: 1人あたり150TOP(約10,500円)
もし人数が集まらない場合でも、まずはビジターセンターに足を運んで相談してみると、親身に対応してもらえるので安心です!
②【観光スポット案内】トンガタプ島1周ツアーで巡った見どころを一挙紹介
ヌクアロファのあるトンガタプ島(Tongatapu Island)の1周ツアーは、約5〜6時間のツアーとなります。
観光ルートは自分好みにアレンジすることも可能ですが、私は「前半に西側を回り、後半に東側を回るルート」でお願いしました。
島内の主要な観光地や行きたい場所をこれでもかと網羅してくれる、本当にお腹いっぱいの大満足ツアーでした!
決して安いお値段ではありませんが、人生でそう何度も簡単に来られる場所でもありませんし、個人的には「絶対に払う価値あり!」のおすすめツアーです。
これだけの場所を1日で、急かされることもなくゆっくり見学できたのはチャーターツアーならでは。実際のルート順に、巡った見どころスポットをご紹介していきます!
1. 王宮(Royal Palace)
最初にヌクアロファ中心地にある王宮へと向かいます。ここは中に入ることはできないため、外からの見学となります。
写真を撮る際、柵から手を出して柵が邪魔にならないように撮影しようとするとセキュリティスタッフに注意されることがあるので、撮影の際は注意しましょう。


2. コロバイ村のフルーツバット保護区(Kolovai Flying Fox Sanctuary)
巨大なオオコウモリ(フルーツバット)がたくさん生息していることで有名なスポットです。
ちなみに、フルーツバットの生息する木は元々の木から少し手前の木に移動しています。
どうやらコロバイ村の人々がフルーツバットをよく思っておらず、石などを投げたりしていたことで徐々に移動していき、2022年の火山噴火の際に全てのコウモリが移動してしまったとのこと。
元々の木には看板だけが寂しく残っています。 とはいえ、フルーツバットは日中から結構元気に飛び回っていますので、活発な姿をしっかりと見ることができますよ!




3. アベル・タスマン上陸の地(Abel Tasman’s Landing Place)
歴史のロマンを感じる、歴史的な上陸ポイントです。 アベル・タスマン上陸の地とキリスト教上陸の地は100mほど離れており、アベル・タスマン上陸の地が1番北端に位置しています。
地元の人でも同じ場所だと思い込んでいる人が多いそうですが、実は異なります。アベル・タスマン上陸の地では中に入ることができます。




4. キリスト教上陸の地(Cristianity Landing place)
トンガにキリスト教が伝来した歴史的背景に思いを馳せるスポットです。
アベル・タスマン上陸の地とは異なり、こちらは私私有地の中の建物の裏に位置しており、勝手に入ると家主に注意されるため今は入ることができません。
場所も建物が邪魔になって見ることができず…ちょっと残念です。
5. ハアタフ・ビーチ(Ha’atafu Beach)
美しい海と白い砂浜が広がる、とても開放的で気持ちの良いビーチ…だったのですが、元々ここにはリゾートホテルがあり特に欧米人から人気の場所だったものの、2022年の火山の噴火と津波によって破壊されてしまい、今は何も残っていません。
ビーチへの道も途中で津波によって破壊されています。




6. 津波ロック(Tsunami Rock)
自然の圧倒的なスケールとエネルギーを目の当たりにする巨大な岩です。 車を止めて少しあぜ道を歩いていくと到着します。
ぱっと見はいろいろな種類の木が集まっているかのようにも見えますが、よく見ると大きな岩に木が密集していることが分かります。
上によじ登ることもできるそうですが、最初の1段が2mほどありボルダリングのように登らないといけないため、私は上に登りませんでした。
この津波ロックは、およそ1万年前に発生した超巨大津波によって、海底のサンゴ礁が陸上に打ち上げられたものと考えられています!1万年前に移動してきた岩だと思うとなんとなくロマンを感じますね。




7. マプ・ア・ヴァエアのブローホール(Mapu’a Vaea Blowholes)
海岸線の岩の割れ目から、勢いよく海水が吹き上がるダイナミックな絶景スポットです!
トンガ語で「ヴァエアのホイッスル」という意味で、まるでホイッスルを吹くがごとく、潮吹き穴から潮が噴き上がっているところを見ることができます。
遠くからでも潮が吹いているのが見えるので、すぐにわかります!
展望台にはお土産屋さんもあるので、少し見てみるのもおもしろいかもしれません(全然しつこく勧誘はしてこないので安心です)。





8. 3つの頭のココナッツヤシの木(Three-Headed Coconut Tree)
一本の幹からなぜか3つの頭(枝)に分かれて育っている…はずなのですが、なぜか地元の人が身や枝、実の部分などを全て切ってしまったため、今は裸の幹しか残っていません。
なぜそんなことをしてしまったのでしょうか…?


9. フファンガルベのランドブリッジ(Hufangalupe’s Natural Land Bridge)
自然が長い年月をかけて創り出した壮大な天然の橋です。
パッと見はどこにあるのか分からないのですが、よく見ると穴が空いている部分があり、そこにいくと波で崖がえぐられてメガネ橋のようになっているところが見えます。
近くの海岸線には「鳩の門」と呼ばれる断崖絶壁もあり、こちらも絶景ですのでぜひ見ていってください!


10. キャプテン・クック上陸の地(Captain Cook’s Landing Place)
大航海時代の歴史的探検家キャプテン・クックが上陸したとされる記念すべき場所です。
この場所は「ムアの遺跡」とすごく近い距離にあるため、一緒に見学してしまうと効率がいいです。記念碑が残っており、前方にはマングローブ林が広がっています。




11. ムアの遺跡・王家の墓ランギ(Mu’a Archaeological Site, Langi)
古代トンガの歴史や巨大な石積みの墳墓(ランギ)が残る、歴史ファン必見の古代遺跡エリアです。
現在、王家の墳墓(ランギ)は手前と奥の2つがあります。お墓はエジプトのピラミッドと同様に、1人の王様につき1つの墓となっているようです。


12. フィッシング・ピッグ(Fishing Pig)
厳密にいうと観光地ではなく、マカウンガ村の海岸線にいる「魚を取って食べている豚」のことです。
満潮時はあまり見ることができないそうですが、それ以外の時間には海岸線やビーチをフィッシング・ピッグが散策している姿を見ることができます。
私が行った時はフィッシング・ピッグの大家族を見ることができました!実は周辺の家で飼われているフィッシング・ピッグも多いのだとか。


13. ハアモンガ・ア・マウイの三石塔(Ha’amonga Trilithon)
「太平洋のストーンヘンジ」とも称される、巨大なサンゴ石でできた謎多き古代の巨石建造物です。
なんのためにこの場所にこれを建てたか確かなことは分かっていないそうですが、町への入り口の門として建てられたとか、日時計になっていて影の入り方によって耕作の時期や休日などを把握していた、などという話もあるようです。
奥の方には「リーニング・ストーン(Leaning Stone)」と呼ばれる傾いた石があり、確かに傾いたまま立っています。
これにも色々な逸話がありますが、「王様が後ろから暗殺されないように、この石にもたれかかりながら儀式や部下たちを見ていた」という言い伝えが1番有名のようです。




14. アナフル洞窟(Anahulu Caves)
島内観光の最後に訪れる、神秘的な鍾乳洞です。 ここだけはツアー代金に含まれておらず、別途20TOP(約1,400円)の入場料が必要となります。
入り口のほったて小屋で現金で支払いをします(唯一当日かかる現金費用です)。


入場料を払って右側の階段を降りると、右側に洞窟の入り口があります。
中は素晴らしい鍾乳洞で、奥行き100mくらいの広さを行って、同じ道を戻ってくるかたちで見学をします。
一般的な観光地の鍾乳洞とは異なり、ここは結構うす暗い場所がありますし、地面はすべりやすくなっています。
下に落ちないようにロープがきちんと張られている場所もあれば、何もない場所もあるので、落ちないように気を付けて見学をしてください。
洞窟見学が終わったら、出口からまっすぐ進んでビーチを見学してから帰りましょう!








③【夜の部】熱気あふれる伝統舞踊ショーを徹底レポート
島内観光をたっぷり楽しんだ夜は、空港の南にあるホテル「Katea Retreat」で開催されるトンガの伝統ダンスディナーショーへ行ってきました!
この伝統舞踊ショーは毎週金曜日の夜のみの開催で、ブッフェの食事込みで1人50TOP(約3,500円)です。なお、クレジットカード払いの場合は4パーセントの手数料が上乗せされます。
会場までのアクセスとタクシーチャーター
開催場所の「Katea Retreat」はヌクアロファ市内からは車で1時間ほどかかるため、夜7時にホテルを出発しました。
車の手配は、島内観光でもお世話になった旅行会社にお願いし、往復で80TOP(約5,600円)でした。
食事代よりも交通費のほうが高くなってしまいましたが、これだけの距離があるので仕方ありません。
ちなみに、本当はもっと市内から近い場所でもダンスディナーショーを行っているのですが、私が訪れた日はローシーズンだったため閉まっていました。
行く予定がある方は、事前に開催状況を確認しておくと安心です!

南国ならではの「トンガ・タイム」
午後8時開演の予定でしたが、時間になっても始まる気配はなく……。結局、ブッフェの食事が始まったのが8時40分、そしてお待ちかねのショーが始まったのは9時半でした!
まあ、日本でいうところの「島時間」ならぬ「トンガ・タイム」ですので、焦らずのんびり構えて待つのが正解です。
なお、本当に意外だったのですが、観客の90%以上は地元のトンガの人たちでした。



トンガ料理を満喫するブッフェのルール
ブッフェの列に並ぶときは、入り口でもらったトークンのようなものを係のスタッフに渡して、お皿とスプーン類を受け取ります。
料理の盛り付けはすべてスタッフがやってくれるスタイルです。たくさん欲しいものがあっても、「全員が1度取り終えるまではリクエストには応じてもらえない」というルールがあります。
もっと欲しいものやおかわりをしたい場合は、ほかの人たちが一通り受け取ったのを確認してから、再度列に並び直しましょう!
気になるお料理は、タロ芋、ヤム芋、オタ・イカ(魚のマリネ)、ル(タロイモの葉とコンビーフ等をココナッツミルクで包んで蒸し焼きにした郷土料理)、豚の丸焼きといった伝統的なトンガ料理に加え、パスタやボーンステーキなどの洋食も並びます。
味もとても良く、たくさんの種類の現地料理を一度に試せるので非常にオススメです!




大迫力の伝統ダンスと圧巻のファイヤーダンス
お腹がいっぱいになったところで、いよいよ約45分間にわたるダンスショーのスタートです!
構成は、「男女チーム(合同) → 女性 → 男性 → 女性 → 男性 → 男女チーム → ファイヤーダンス」という順番で進んでいきます。
なかでも圧巻だったのは最後のファイヤーダンス!真ん中に立っていたダンスのリーダーの男性が、とてつもない身体のキレを見せてくれ、その迫力にすっかり引き込まれてしまいました。
美味しいローカルフードに舌鼓を打ちながら、熱気あふれるポリネシアの伝統芸能を間近で体感できる、充実したナイトタイムとなりました!



④まとめ:自然の驚異と歴史が息づくトンガタプ島を満喫する一日
今回は、車とガイドさんをチャーターして巡ったトンガタプ島1周ツアーと、金曜夜限定の伝統ダンスディナーショーの様子をご紹介してきました。
歴史ある王宮や古代遺跡、そして1万年前の津波がもたらした津波ロックや大迫力のブローホールなど、島内には教科書や写真だけでは伝わらない「生きた大自然と歴史」がぎっしり詰まっていました。
決して安い費用ではありませんが、自分のペースで効率よく、かつ深く見学できるこの1周ツアーは、トンガを訪れたなら絶対に外せないハイライトです。
そして旅の締めくくりにふさわしい、温かな島時間の中で楽しむローカルフードと、息をのむほど迫力満点の伝統舞踊・ファイヤーダンスは、旅の最高の思い出になること間違いなしです。
首都ヌクアロファの街歩きから一歩足を延ばして、温かな人々と手つかずの大自然に出会うトンガタプ島の旅へ、ぜひ皆さんも出かけてみませんか?
